東海選手権 準決勝第1試合
岐阜経済大学 1-2 常葉大学浜松キャンパス @エコパ補助
全国大会出場がかかった東海選手権準決勝。リーグ戦首位の静岡産業大学を破り準決勝に進出した岐経大と愛知学院大学との上位対決をPK戦の末勝利した常大浜の一戦となった。
前半立ち上がりは、岐経大が前線から激しいプレスをかけ、常大浜は苦しい展開となった。しかし、徐々にペースを取り戻した常大浜が、先制点を奪った。前半13分、コーナーキックを獲得した常大浜。キッカーのMF10土井智之が蹴ったボールは風に乗りファーサイドに直接吸い込まれた。土井の三試合連続ゴールで常大浜が先制した。
先制点を奪った常大浜がFW9濱田駿のフィジカルを生かしたポストプレーを起点に前線が活発に動きその後も主導権を握った。
しかし岐経大が反撃に出る。前半30分、ペナルティエリア外、中央やや左でボールを受けたFW71名和大聖がドリブルで仕掛け、そのまま右足でシュートを放った。名和のシュートはGK1中村晃己がセーブしたものの、こぼれ球に詰めたFW10谷口海斗が左足で押し込む。常大浜のディフェンスに当たったそのままゴールラインを割り、谷口の二試合連続ゴールで岐経大が同点に追いついた。
その後は、ロングボールなどを生かし岐経大が攻め込む。常大浜も集中してはじいたが、中盤でセカンドボールを回収し続けた岐経大が押し込む。しかし、追加点を奪うことなくそのまま前半が終了した。
後半立ち上がり常大浜がセットプレーを中心にチャンスを作る。土井の精度の高い右足から放たれるボールからチャンスを作るが、ゴールを奪えなかった。
後半10分ボールを受けた右サイドMF13上田成立が右サイド外を回った土井にパス、土井がダイレクトでクロスを上げ、逆サイドで待っていたMF8五島瑠維が左足ダイレクトでゴールを決めた。鮮やかなパス回しから、五島の三試合連続のゴールでついに常大浜がリードを奪った。
後がない岐経大は、ロングボールやカウンターを中心に攻め込んだ。しかし、常大浜のDF 5渡邊翔太の鋭い出足で未然にピンチを防いだり、4長島來雅の打点の高いヘディングなど集中した守りを見せ苦しい時間が続いたが耐え抜いた。
後半43分にFW19杉本マテウスを投入した常大浜は、ハーフウェイラインから杉本がドリブルで独走。相手ディフェンダーを振り切った杉本がGKと1対1を迎えた。シュートは惜しくも岐経大GK39高田優に防がれたが、苦しい展開の中で杉本がチームを助けるプレーを見せた。
そのまま試合は終了し、常大浜が総理大臣杯の出場権を手に入れた。岐経大は惜しくも敗れたが、全国大会出場をかけ明日東海学園大学と三位決定戦を行う。常大浜は東海選手権優勝をかけて中京大学と激突する。
東海選手権 準決勝 第2試合
中京大学 1-0 東海学園大学 @エコパ補助
総理大臣杯出場をかけた準決勝第2試合は、ここ数年常に東海の上位を争ってきた、中京大学と東海学園大学の三河ダービーとなった。準々決勝では名古屋経済大学とのPK戦を制した中京大と、名古屋学院大学に8得点の快勝した東園大の対照的な両チームが激突した。試合は後半アディショナルタイムに中京大8西村仁志の劇的ゴールで中京大が勝利した。
今季リーグ戦エコパ補助グラウンドで中京大に逆転負けを喫している、東園大はリベンジに燃えた。ファーストシュートは中京大、中央で8西村仁志がミドルシュートを放つが枠を外れた。
その後東園大が決定機を迎える。中盤高い位置でボールをカットした東園大キャプテンDF5本多琢人がパスカット。左サイドにスルーパスを出し、MF11榎本大輝がGKと1対1を迎えたが、榎本が左足で放ったシュートはGK1川村慎が足でセーブをした。
数分後、中京大は右サイドからMF14大城佑斗とDF2大村海太が崩し、大村のクロスを中央フリーで受けたMF16大谷晃平が右足でシュートを放つ。中京大は決定機を迎えたが、わずかにゴール左に逸れた。
30分右サイドでボールを奪った5本多がドリブルでボールを運び、MF25小野雅史にパス。中央で受けたFW9山田哲也がコースを狙ったシュートを放つも、中京大GK川村にセーブされた。
前半アディショナルタイム、東園大がコーナーキックを獲得。こぼれ球を拾った9山田が再びサイドに展開し、10渡邊柊斗がクロス。ファーサイドで待っていたDF4鹿山拓真がダイレクトでボレーを放つが、ゴール上に外れ、そのまま前半が終了した。
後半立ち上がりは、東園大が主導権を握った。MF10渡邊を中心に長短のパスを織り交ぜて主導権を握った。東園大は後半5分、右サイドを抜け出した25小野が鋭いグラウンダー性のクロスを上げる。ニアで9山田が反応するが中京大DF4村瀬大地がスライディングで対応しピンチを防いだ。
続けて後半11分、東園大30児玉駿斗と10渡邊が中央で相手をはがし、右サイドで25小野がクロス、再び9山田が反応したが、シュートは枠を外れた。
後半23分、左サイド高い位置で中京大がフリーキックを獲得した。16大谷がゴールに向かったクロスを上げ、DF3應和祐希が高い打点のヘディングで合わせるもゴールは枠の上に外れた。
クーリングブレイク明けも中京大が攻撃の手を緩めなかった。16大谷がミドルシュートを放ち、東園大GK1升形康太がセーブこぼれ球に中京大FW29西口黎央が反応、子ばれ球をMF7藤島樹騎也がシュートを放ったがゴール右に外れた。
その直後、中京大は14大城が決定機を迎えたが、東園大ディフェンダーがゴールライン上でクリアしピンチを防いだ。
お互い集中し、ゴールを許さなかったこの試合は、このまま延長に突入すると思われたが、後半アディショナルタイムに中京大8西村が試合を決めるゴールを奪った。左サイドでスローインを7藤島が中央の8西村にパス。中盤とディフェンスラインのスペースをドリブルで運び、右足でシュート。ファーサイドに鮮やかな劇的ゴールが決まり、中京大が東園大を破り決勝に進出した。
中京大学は東海選手権3連覇を目指して、常葉大学浜松キャンパスと激突する。敗れた東海学園大は、岐阜経済大学と総理大臣杯出場をかけて3位決定戦を迎える。
2017年度「第64回東海学生サッカー選手権大会」 は、
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